日本ハム清宮、弟・福太郎さんの誕生日祝う自己最多8号 「よかったです、打てて」
7回無死、近藤の直球を完璧に捉えて右翼席中段へ運んだ
■オリックス 7ー3 日本ハム(3日・札幌ドーム)
日本ハムの清宮幸太郎内野手が3日、札幌ドームで行われたオリックス戦で特大の8号ソロを放ち、プロ5年目で自己最多を更新した。試合後は「今日、弟の誕生日なんですよ。よかったです、打てて。誕生日っていうのもそうですけど、今日はめっちゃ打ちたかったです」と福太郎さんの誕生日だったことを明かした。
2-4の7回無死。代わったばかりのオリックス4番手・近藤の甘く入った直球を見逃さずに振り抜いた。打球は高く舞い上がり、右翼席中段に達した。完璧な当たりに、右翼手は一歩も打球を追わないほどだった。
ルーキーイヤーから3年連続で7本塁打。昨年は1度も1軍昇格がなかったが、6月8日DeNA戦以来の一発でようやく“壁”を超えた。「例年よりはペースが速いので、いつか出るかなと思ってましたけど。もっと打ちたいですね、やっぱり」と高みを見据えた。
(町田利衣 / Rie Machida)