低迷エンゼルスの「実に賢いプレー」 “一塁に投げない”名手の美技が「希望の光」

エンゼルスのアンドリュー・ベラスケス【写真:Getty Images】
エンゼルスのアンドリュー・ベラスケス【写真:Getty Images】

チームはサヨナラ負けも…ベラスケスが好プレー「プレミアムな守備」

■アストロズ 4ー2 エンゼルス(日本時間4日・ヒューストン)

 エンゼルスは3日(日本時間4日)、敵地でのアストロズ戦に2-4でサヨナラ負けを喫した。3連敗で今季最多の借金7。苦しい戦いが続くが、その中で好プレーが生まれたのも確か。名手のアンドリュー・ベラスケス内野手が見せた“一塁に投げない美技”には、ファンから「プレミアムな守備」「希望の光を見よう」と絶賛の声が上がった。

 打線は球団ワーストでメジャー記録に並ぶ20三振だったが、守備では9回にサヨナラ弾を浴びるまで2失点と接戦を演じた。6回から途中出場したベラスケスは、7回1死一塁の場面で“神判断”を披露した。

 守備シフトで一、二塁間を守っていた中、ゴロをキャッチ。三塁手のジョナサン・ビヤーも二塁に寄っており、三塁ベースはガラ空き状態に。それを見た一塁走者のジェレミー・ペーニャは一気に二塁を蹴ったが、ベラスケスはお見通し。三塁に戻ったビヤーに送球してタッチアウトにした。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でエンゼルス番を務めるサム・ブラム記者は「実に賢いプレー」と紹介。ファンも「数年前にシモンズが見せたプレーを思い出す」と、ゴールドグラブ賞4度を誇る現カブスの名手を引き合いに称賛していた。

【実際の映像】エンゼルスの「希望の光」 名手ベラスケスの“一塁に投げない美技”が「実に賢いプレー」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY