大谷翔平がくれた“8つの贈り物” 誕生日にMLB公式が大特集「野球の可能性広げた」
大谷のスプリットは被打率.090「ほぼ打つのが不可能」
エンゼルスの大谷翔平投手は5日、28歳の誕生日を迎えた。MLB公式サイトは同日に「オオタニが球界にもたらした8つの贈り物」と題した特集記事を掲載。メジャーでの5年間で、球界の常識を変えた様々な偉業を紹介している。
記事は「オオタニが誕生日にどんなプレゼントをもらおうと、彼が野球界に与えてくれたものとは比較できない」という大絶賛から始まる。そして8つの項目を挙げた。
○歴史を作るパフォーマンス
「毎週のように過去に一度もなかったようなこと、あるいは白黒写真の時代にしかなかったようなことをしているように思える」としている。例えば6月21日(日本時間22日)のロイヤルズ戦で打者として8打点を挙げ、翌日の同カードでは投手として先発しては13個の三振を奪ったことを挙げている。
○剛速球と技巧を兼ね合わせた投球
例に挙げているのは、三振を101マイル(約162.5キロ)の速球と69.7マイル(約112.2キロ)で奪ったことがあるという事実。これは31マイル(約49.9キロ)以上の球速差だと驚いている。
○球界で最も打つのが不可能な球の1つ
「テーブルから落ちるようなスプリットはほぼ打つのが不可能」だとした。メジャー通算でスプリットの被打率は.090(244打数22安打)、長打率.135でしかないという。さらに大谷がメジャーに移籍した2018年以降、被打率を.100以下、長打率.200以下に抑えられる球種を持つ投手は他にいないと指摘した。(対戦200打数以上で比較)