大谷翔平の同僚・ラガレスが韓国SSG入り 球団発表、元広島・クロンは退団
クロンは打率.222、11本塁打、35打点の成績に終わった
韓国プロ野球(KBO)のSSGランダーズは8日、前エンゼルスのフアン・ラガレス外野手を獲得したと発表した。「OSEN」など韓国各メディアが報じている。今季いっぱいの契約で年俸40万ドル、オプション9万5000ドルの総額49万5000ドル(約6700万円)。代わって元広島のケビン・クロン内野手が退団することとなる。
ドミニカ共和国出身のラガレスは、2013年にメッツでメジャーデビュー。2014年にはナ・リーグのゴールドグラブを受賞したこともある。2021年にはエンゼルスに移籍し、昨季は112試合に出場。ただ今季は20試合の出場で打率.183、1本塁打に終わると6月25日にDFA(事実上の戦力外)、30日にはFAとなっていた。
ラガレスは「SSGでできることはとても幸せで、今季の目標はSSGの優勝に貢献すること」とコメントしている。メディカルチェックとビザ発給を終えしだい韓国入りの予定だという。
SSGは「クロンの長期的な不振により、外国人打者の交代を決定した。チームの状況を考えた時に外野手の獲得が必要と判断し、ラガレスとの契約を進めた」と外国人選手の交代理由を説明している。
昨季広島でプレーしたクロンは今季SSG入り。パワーはあるものの確実性を欠くとの評価を受け、2軍落ちも味わった。67試合に出場して打率.222、11本塁打、35打点に終わった。
(Full-Count編集部)