大谷翔平はチャンスに強く、ピンチにも強い 過去50年の投手&打者で最高の数値とは…
チャンスでの長打率とピンチでの被長打率が過去50年でNo1
6日(日本時間7日)のマーリンズ戦で今季8勝目をマークし、7日(同8日)のオリオールズ戦にも「3番・DH」で出場しているエンゼルスの大谷翔平投手。今季も投打二刀流でフル回転している大谷が米メディアから「ミスター・クラッチ」と称され、チャンスでの勝負強さ、ピンチでの勝負強さを絶賛されている。
米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は自身のツイッターで「ミスター・クラッチ:ショウヘイ・オオタニ」と綴り、野球スタッツを扱う書籍「ヒドゥン・ボール・トリック」の共著者で、現在アストロズの研究開発部門のインターンをしているジェレミー・フランク氏のツイートを引用した。
フランク氏によると、過去50年のMLBの打者において、得点圏に走者を置いた状況で最も高い長打率(400打席以上)を残しているのが大谷で長打率.621という。2位がチームメートのマイク・トラウト外野手の.615で、これに次ぐのが1998年にシーズン70本塁打を放ったマーク・マグワイア氏だという。
また、同様に過去50年のMLBの投手において、得点圏で最も低い被長打率(対戦打者200以上)を残しているのも大谷。その被長打率は.201となっており、かつてヤンキースでセットアッパーを務めたデリン・ベタンセス投手の.211やヤンキースの人類最速左腕アロルディス・チャップマン投手の.226を上回っている。
チャンスで最も長打を打ち、ピンチでは最も長打を打たれない。大谷翔平の“凄み”を表す数字にファンからも「彼は満票でMVPになるべき」「史上最高の野球選手」「ショウヘイは現実のものじゃない」「だから彼がポストシーズンで出るところを見たいんだ」といった声があがっていた。
(Full-Count編集部)