台湾プロ野球、楽天モンキーズが前期優勝 元ロッテ・チェンが日本語で絶叫

台湾プロ野球(CPBL)で前期優勝を飾った楽天モンキーズ【写真:球団提供】
台湾プロ野球(CPBL)で前期優勝を飾った楽天モンキーズ【写真:球団提供】

元DeNA王溢正が5回2失点、最後は元広島ヘーゲンズが締めて胴上げ投手に

 台湾プロ野球(CPBL)は10日、楽天モンキーズが前期優勝を飾った。本拠地・楽天桃園棒球場で味全と対戦し、10-2で快勝。元DeNAの王溢正投手が先発して5回2失点、最後は元広島のブレイディン・ヘーゲンズ投手が締めて、胴上げ投手となった。

 優勝までマジック1としていた楽天は、3回に1点を先制されるも、味全の先発・廖任磊(元巨人、西武)から3回に3点を奪ってノックアウト。8回に7点を追加してリードを大きく広げた。最後は今季ここまでリーグ最多の17セーブを挙げているヘーゲンズが締めて、客席からはえんじ色のリボンが投げ込まれた。

 楽天は35勝21敗1分の成績で統一、中信兄弟を振り切った。前期優勝は2020年に球団買収によって「Lamigoモンキーズ」から「楽天モンキーズ」に球団名が変更されてからは初。試合後のセレモニーでは元ロッテのチェン・グァンユウ投手が「こんにちは! 楽天モンキーズ、前半戦優勝しました! 応援続けて、よろしくお願いします!」と日本語で絶叫した。

(Full-Count編集部)

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