澤村拓一の“疑惑のストライク”は「最悪の判定」 指揮官激高退場にヤ軍ファン怒り

ヤンキース戦に登板したレッドソックス・澤村拓一【写真:ロイター】
ヤンキース戦に登板したレッドソックス・澤村拓一【写真:ロイター】

ストライク判定にブーン監督は激怒、退場処分を受けた。

■Rソックス 11ー6 ヤンキース(日本時間11日・ボストン)

 レッドソックス澤村拓一投手は10日(日本時間11日)の本拠地でのヤンキース戦で6回から登板。2回を打者6人で退ける完璧救援で今季初勝利を挙げた。7回2死からジャンカルロ・スタントン外野手を見逃し三振に仕留めた際に、ヤンキースのアーロン・ブーン監督がストライク判定に対して激高、退場処分を受けた。ヤンキースのファンは「今季見た中で最悪の判定」「これは酷い」と不満の声をあげている。

 7回2死でスタントンを打席に迎えた澤村は、フルカウントから92.4マイル(約149キロ)のスプリットを内角高めに投じた。スタントンはややのけ反りながら見送ったが判定はストライク。バットの両端を持って悔しそうな表情を浮かべた。この判定にキレたのがヤンキースの指揮官。ベンチから出て指で「6」を示しながら抗議し、退場処分となった。レッドソックスの地元放送局「NESN」によると、この試合で6度間違った判定をしたという意味だったようだ。

 この打席では見逃しストライクだった3、4球目も際どいコースだったこともあり、ヤンキース専門ポッドキャスト番組「トーキン・ヤンクス」が公式ツイッターに動画を投稿すると、ファンから批判の声が殺到。「こんな審判恥ずかしい」「醜いコール」「ロボット審判、プリーズ!」「ブーンは正しい。ストライクとコールされた3球は全て誤審。3つ目は特に酷い」とコメントが寄せられた。一方で「そこまで酷いコールとは思えないけど」など擁護の声もあった。

【実際の映像】ストライク判定に怒るヤ軍指揮官 澤村拓一がスタントンを三振に仕留めた1球

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