199億円男がマイナー選手に“懺悔ディナー” ベンチ裏大暴れの代償は計97万円
Rソックスのセールは3A選手らにディナーをもてなし、TVセットを弁償した
マイナーでの調整登板後、ベンチ裏で大暴れしたレッドソックスのクリス・セール投手が、謝罪のためにチームメートらにディナーをもてなした。傘下3Aの選手、コーチ、スタッフらとのディナーに6000ドル(約82万円)を費やしたという。
右肋骨の疲労骨折のため戦列を離れているセールは7月6日(日本時間7日)に傘下3Aウースターの一員として調整登板。制球が安定せず4回途中までに5つの四球を与えて降板した。この投球内容に不満が爆発。ベンチ裏で大暴れし、テレビセットなどを破壊する様子がSNSで公開されて話題を呼んだ。
米紙「ニューヨーク・ポスト」によると、セールは“償い”のためにポケットマネーをはたいた。ウースターの選手らをディナーでもてなし、破壊した1100ドル(約15万円)のテレビセットを弁償することも約束した。また、チームの慈善団体「ウースター・レッドソックス財団」にのために多くのグッズにサインしたという。
最多奪三振のタイトルを2度獲得している通算114勝左腕は、12日(同13日)に敵地で行われるレイズ戦でメジャー復帰する予定。2024年まで5年総額1億4500万ドル(約199億円)でレッドソックスと契約している33歳が、“償い”を経てどんな投球を見せてくれるだろうか。
(Full-Count編集部)