大谷翔平はMVP&CY賞「両方で現実的な候補」 1か月でオッズ急上昇「圧倒的だった」
米スポーツブックメーカー「BetMGM」でサイ・ヤング賞オッズが4位に浮上
投手・大谷翔平の評価が急上昇している。米ヤフースポーツは米スポーツブックメーカー「BetMGM」におけるサイ・ヤング賞のオッズを紹介。ここ1か月で一気に有力候補に浮上したことを伝え、「どれだけオオタニが圧倒的だったかを強調するものだ」としている(オッズは日本時間8日時点)。
6日(同7日)のマーリンズ戦では7回2安打1失点(自責0)10奪三振と好投しただけでなく2点適時打も放ち、まさに“リアル二刀流”の活躍。記事では「毎週のようにオオタニは球史で誰もしたことがないことをやっている」と評している。
現時点では昨年ほどのインパクトはないものの、「BetMGM」のMVPオッズではジャッジ(ヤンキース)に次ぐ2位につけている。「しかしながら、今季オオタニに現実的な可能性がある賞が他にもあり、賭け事マーケットは気付き始めている」とサイ・ヤング賞のオッズが注目を集めていることを紹介している。
6月14日(同15日)の時点では40/1(100ドル賭けたら4100ドル返ってくる)だったオッズが、7月7日(同8日)には+900(100ドル賭けたら1000ドル返ってくる)に急上昇。6月2日(同3日)のヤンキース戦で4回途中8安打4失点と打ち込まれ、防御率3.99と悪化した影響で評価を落としていたが、最近5登板は「どれだけオオタニが圧倒的だったかを強調するものだ」としている。
サイ・ヤング賞のオッズで4位まであがった大谷の上にいるのはマクラナハン(レイズ)、バーランダー(アストロズ)、コール(ヤンキース)の3投手。記事では、昨季途中にメジャーデビューしたマクラナハンはフルシーズン投げるのは初めて、バーランダーは39歳かつトミー・ジョン手術あけであることに言及。「ショウヘイ・オオタニはMVPとサイ・ヤング賞の両方で現実的な候補だ」と予測している。
(Full-Count編集部)