大谷翔平、電撃移籍の可能性は「1%」も… エ軍番記者が予想するトレード先4球団
仮にトレード移籍なら4球団候補「ヤンキースは何としても手に入れようとするだろう」
伝統的なチーム戦略もある。主力選手を放出して抜本的にチームを作り直すケースはメジャーでは多々あるが、「エンゼルスは違う」という。アート・モレノ球団オーナーの存在だ。
「エンゼルスは過去に売り手になったことがないチームだ。アート・モレノはあまり売り手になることを好まない。チームの戦力を維持したいと思っている」
「ショウヘイとトラウトが同じチームでプレーすることを諦めてないと思う。来年7月にエンゼルスが不調なら、トレードはあり得るかもしれないが……。それでもショウヘイがトレードされるとは思わない。(トレードの可能性は)来年は5%かな。オーナーはショウヘイをトレードに出したくないはず。ファンもすごく怒るだろうしね」
仮にトレードとなった場合には? ボリンジャー記者は第一候補にドジャースを挙げ、「ヤンキースも何としても手に入れようとするだろう」と指摘。他にもマリナーズに、前エンゼルスGMのビリー・エプラー氏がGMを務めるメッツを挙げた。「ショウヘイはビリーを知っているし、メッツは今季調子がいい。新しいオーナーのスティーブ・コーエンはアメリカでも有数の金持ち。彼ならオオタニのような選手にお金を出すことを恐れないだろう」。それでも、最後にこう締めくくった。
「やっぱりトレードの可能性はすごく低いだろうね。エンゼルスにとっては鍵となる選手だから。もちろんトレードに出せば、大きな見返りが望めるだろう。メジャーで彼のような選手は他にいないから。でも、僕の正直な意見は『今年も来年もトレードされないだろう』ということだ」
(小谷真弥 / Masaya Kotani)