米国にも「なおエ」を表す表現が… 大谷活躍も勝てぬエ軍を表す「TungstenArm」とは?

「ジ・アスレチック」は「多くの面で今年のエンゼルスを体現している」と指摘

 2021年に投稿したこのツイートが、次第に拡大していき、1年が経った現在では1万以上のリツイートと5万近くのいいねを集めるように。さらに、大谷やトラウトが活躍しながらエンゼルスが敗れる“なおエ”が起こるとこの「Tungsten Arm O’Doyle」とつぶやくツイートが数多く見られるようになっている。

「ジ・アスレチック」の記事では「これは確かに面白い。しかし、多くの面で今年のエンゼルスを体現している。これは風刺であるが、同時にエンゼルスにとって不愉快な事実に基づいている」と指摘。大谷とトラウトがそれぞれオールスターに選出される成績を残しているにも関わらず、エンゼルスが38勝49敗と大きく負け越している現状も伝えている。

 5月29日(同30日)のブルージェイズ戦は大谷が2本塁打を放ちながら、チームは敗戦。6月28日(同29日)のホワイトソックス戦、7月8日(同9日)のオリオールズ戦では大谷とトラウトの“トラウタニ弾”が飛び出すも敗れ、大谷が1人で2本塁打8打点を挙げながらも敗れた6月21日(同22日)のロイヤルズ戦もその代表例として挙げられ、記事でも「ここ数週間のうちにタングステンの伝説を高めるだけの試合が数多くあった」と記されている。

 考え出したイングリッシュさんは「“タングステン・アーム”ゲームであるためには、オオタニが、できればオオタニとトラウト両方が、なにか素晴らしいことをする必要がある。そのうえでエンゼルスは負けなければいけない。できれば相手は弱いチームがいい。これが観念上の理想的な“タングステン・アーム”ゲームだ」と語る。日本では「なおエ」、米国では「Tungsten Arm O’Doyle」。大谷とトラウトがどれだけ活躍しようとも勝てないエンゼルスの現状を、ファンは憂いているようだ。

(Full-Count編集部)

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