エ軍惜敗に監督代行「もっと打たないと」 大谷登板日以外は11連敗…打線に奮起促す
大谷は8回の勝ち越し機にリーグトップ7度目の敬遠で勝負を避けられた
■アストロズ 3ー2 エンゼルス(日本時間15日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地でのアストロズ戦に「2番・指名打者」で出場し、3打数1安打2四球だった。8回の勝ち越し機には申告敬遠で勝負を避けられ、リーグトップの7敬遠に。チームは延長10回の末に2-3で敗れ、大谷登板日以外は11連敗。フィル・ネビン監督代行は「今日は何度もチャンスがあった。ランナーも出たし、いい打席もあったが、あと1本が出なかった」と振り返った。
前日13日(同14日)に投打同時出場でチームの連敗を5で止めた大谷は、この日バットで結果を残した。3回の第2打席で技ありの左前打。4回2死三塁では四球を選んで出塁し、その際に捕手・マルドナードが後逸して同点とした。そして8回、2死一塁から一塁走者の代走・ベラスケスが二盗を決めて一塁が空いたことで申告敬遠を選択され、指揮官は「(8回の)ショウ(ヘイ)への作戦は見えた。打席の初めはチェンジアップを多投してきた。ベラスケスが二盗して、(大谷の次打者の)ウォードに任せたが、今日はうまくいかなかった」。打線は相手を上回る8安打を放ちながら、競り負けた。
背中上部の違和感を訴えているトラウトは2戦連続で欠場となったが「今日は出場できない状態だった」と説明。「総じて投手陣は非常にいいピッチングをしている。もっと打たないと」と野手陣に奮起を促した。
(Full-Count編集部)