大谷翔平との「対戦準備は楽しくない」　気が重たい敵将「大きな挑戦になる」

ドジャースのロバーツ監督「休みも必要」

■エンゼルス ー ドジャース（日本時間16日・アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手は15日（日本時間16日、試合開始10時38分）、本拠地でのドジャース戦に「2番・指名打者」で先発出場する。投手として強烈な印象を残し続ける二刀流は、バットでも6試合ぶりアーチで2年連続20号到達に期待がかかる。試合前、相手ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は取材に対し「彼との対戦準備は全く楽しくない。対戦するときは毎回、大きな挑戦になる」と警戒感を露わにした。

　ドジャースはサイ・ヤング賞3度の左腕クレイトン・カーショーが先発。背中上部の違和感で主砲トラウトが3試合連続でスタメンを外れた中、大谷のバットで勝利を導けるか。

　一方で、ロバーツ監督は大谷のホームランダービー辞退にも言及。「過酷なことだから。誰もが彼を（HRダービーで）見たいと思うが、私は全面的に理解している」と賛同した。その上で「MLBを背負うのがいつも彼の仕事というわけではない。自分の体を大事にしないといけないし、休みも必要。（大谷のHRダービー不参加の決断は）問題ないと私は思う」と述べた。

（Full-Count編集部）