走者しばらく立ち上がれず愕然…投手の“背後からヒョイ”が「無駄のないプレー」
阪神・中野が見せたファインプレーが「勝敗を左右するぐらいの大きなアウト」
■阪神 2ー1 中日(15日・甲子園)
阪神の中野拓夢内野手が15日、躍動の美技で本拠地を沸かせた。甲子園球場での中日戦。投手のすぐ後ろに転がった絶望的な打球を鮮やかな身のこなしでアウトに。滑り込んだ走者も愕然としばらく立ち上がれなかったファインプレーに、ファンから「すばらし」「この無駄のないプレーよ」と絶賛の声が上がった。
1点リードした8回先頭で、代打の溝脇が懸命にバットに当てた打球は大きなバウンドとなり、マウンドの湯浅の頭を越えた。内野安打やむなしの当たりだったが、遊撃の中野は猛ダッシュで捕球してそのまま送球。一塁にヘッドスライディングした溝脇に勝った。
先頭の出塁を許していれば試合展開も動いた可能性があっただけに、勝利に大きく貢献した好守。「DAZN」公式ツイッターが注目して紹介すると、ファンは「流石たくむぅ」「勝敗を左右するぐらいの大きなアウトやった」などとコメントを並べていた。