5位転落の阪神、痛恨の延長敗戦の理由をOB評論家が分析…「工夫できたかもしれない」

阪神・長坂拳弥【写真:荒川祐史】
阪神・長坂拳弥【写真:荒川祐史】

延長11回にアルカンタラが三ツ俣に犠飛、平田にソロを浴び敗戦

■中日 3ー1 阪神(16日・甲子園)

 阪神は16日、甲子園で行われた中日戦を1-3で落とした。1-1の延長11回、ラウル・アルカンタラ投手が三ツ俣大樹内野手に決勝犠飛、さらに平田良介外野手にも1号ソロを許し連勝は「3」でストップ、5位に転落した。勝負を分けたイニングを、現役時代に阪神、ヤクルトなど4球団で計21年間捕手として活躍した野球評論家・野口寿浩氏は「真っすぐ1本という状況を作ってしまった」と分析した。

 土壇場の9回、1点を追う状況から近本の好走塁もあり同点に追いついた阪神。だが、延長11回に6番手でマウンドに上がったアルカンタラが誤算だった。

 先頭のビシエドに右翼フェンス直撃の二塁打を浴びると、石垣の犠打で1死三塁となり三ツ俣に勝ち越しの中犠飛を許した。さらに続く平田には、152キロの直球を左翼席へ運ばれる痛恨の一発を浴び、勝負は決まった。

野口氏「変化球を見せ球にする工夫はできたかもしれない」

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