ティモンディ高岸宏行「とっても幸せ」 感激のBC栃木入団「挑戦に遅いことはない」

BC栃木の入団会見に臨む「ティモンディ」高岸宏行【写真:荒川祐史】
BC栃木の入団会見に臨む「ティモンディ」高岸宏行【写真:荒川祐史】

元巨人の寺内崇幸監督「楽しみでしかない」

 独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスは19日、東京都内で記者会見を開き、お笑いコンビ「ティモンディ」の高岸宏行の入団を発表した。背番号は「16」に決まった。

 高岸は会見で「とっても幸せです。何歳からでも挑戦するのに遅いことはない。挑戦すること自体が楽しいのだと、みなさんにお伝えできたら」と語った。

 高岸は愛媛・済美高野球部出身の29歳で、昨年4月3日に札幌ドームで行われた日本ハム対ロッテの始球式では142キロを計測。NPB公式戦の始球式に登板した芸能人では最速とされている。

 6月15日に球団から“サプライズ”でオファーを受け、数日後にトライアウトを受けた。現役所属選手2人と計5打席対戦し、1安打に抑え、フォークで空振り三振を奪うシーンもあった。最速の球速は本人によると143キロ。「人様に言えるほど得意な球種はありませんが、“魂球(たましいだま)”を投げ込みます。心の球速は180キロです」と力を込めた。

 元巨人内野手の寺内崇幸監督は「はじめ聞いたときはビックリしましたが、話をすると、本気であることが伺えた。今回の挑戦は本人にとってもチームにとっても大きな意味がある。楽しみでしかない」と期待を表した。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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