大谷翔平とトラウトに続け…球宴出場選手からWBC出場希望が続々、名将は仏を指揮

エンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】
エンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】

フリーマンはカナダ代表に意欲、ピーダーソンはイスラエルへ

 エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に「出たい気持ちはもちろんあります」と初めて出場への意欲を語った。この日、チームメートのマイク・トラウト外野手も米国代表の主将として初出場すると大会側が発表。2人の現役トップ選手の動きに刺激を受けたのか、事実上の“出場表明”を行う選手が相次いでいる。

 カナダのメディア「スポーツネット」が伝えたところによると、ドジャースのフレディ・フリーマン内野手はWBCにカナダ代表として出場することに「100%乗り気」だという。フリーマンは米カリフォルニア州生まれだが、両親がカナダ人のため代表入りの資格がある。前回2017年の大会にもカナダ代表の一員として参加している。

 記事では「もし彼ら(カナダ代表)が私に尋ねてきたら、私は100%乗り気だ。(カナダ出身でカージナルスの)タイラー・オニールとセントルイスで話した。私はカナダ代表でプレーしたい。ドジャースのアンドリュー・フリードマン球団編成本部長にはすでに、自軍の選手がWBCに出ることを許すか聞いている。彼はイエスと答えてくれたから、もし誘いを受けたら出場するよ」というフリーマンの言葉を紹介した上で「間違いなく出場を頼まれるだろう」としている。フリーマンは通算284本塁打の強打者。今季移籍したドジャースでも13本塁打、打率.321を残し球宴に選ばれた。

 また、野球イスラエル代表は、公式ツイッターでジャイアンツのジョク・ピーダーソン内野手がWBCに出場すると伝えている。イアン・キンズラー監督(元レンジャーズなど)が出場の確約をとったという。今季は79試合に出場し17本塁打。球宴にも選出されている。

 さらに、9月にドイツで行われる予選を戦うフランス代表監督には、2019年までジャイアンツで指揮を執ったブルース・ボウチー氏が就任したと大会側が発表している。パドレスと2球団で指揮を執り、メジャー通算2003勝を挙げた名将だ。

(Full-Count編集部)

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