大谷翔平、球宴初安打&出塁で2打席連続出塁 有言実行のカーショー撃ちも牽制死
日本選手の安打は2009年イチロー以来13年ぶり
■ナ・リーグ ー ア・リーグ(日本時間20日・ロサンゼルス)
エンゼルス・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、オールスター戦に「1番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で中前打を放ち、オールスター初安打をマークした。日本選手のオールスター安打は2009年イチロー(マリナーズ)以来13年ぶりだ。第2打席は四球で出塁した。
初回先頭。通算192勝左腕・カーショーの初球を打って出た。15日(同16日)の本拠地・ドジャース戦では3打数無安打2三振。公式戦では通算8打数無安打と完璧に封じられていた。打席前には球場のマイクで「ファースト・ピッチ、フルスイング、ザッツ・イット!」と宣言。バットを折りながらも有言実行の打撃となった。しかし、続くジャッジの打席では一塁牽制死。苦笑いでダグアウトに引き上げた。
初選出となった昨夏は二ゴロ、一ゴロと2打数無安打と結果が出なかった。通算3打席目での安打となった。日本野手のオールスターでの安打はイチロー(2001、04、05、07、09年)、松井秀喜(2003年)に次いで史上3人目だ。
3回2死ではマスグローブから四球を選んだ。2打席連続の出塁。続くジャッジが空振り三振に倒れ、得点にはつながらなかった。
大谷はファン投票による指名打者部門とMLB機構の推薦による先発投手部門で選出された。昨年はオールスター史上初めて投打同時出場し、1回無失点で勝利投手となった。今年はバットで夢の球宴を盛り上げた。
(Full-Count編集部)