大谷翔平は「有言実行の男」 宣言通り初球カーショー撃ちに米記者騒然「レジェンド」
初回カーショーの初球をバットを折りながら中前へ運ぶ球宴初安打
■ナ・リーグ ー ア・リーグ(日本時間20日・ロサンゼルス)
エンゼルス・大谷翔平投手が19日(日本時間20日)、オールスター戦に「1番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席に、オールスター初安打となる中前打を放った。打席に入る前に宣言した通りの初球打ちに、米記者たちも「有言実行の男」と大興奮だった。
プレーボールがかかった直後だった。初回先頭、大谷は通算192勝左腕・カーショーの初球をバットを折りながら中前へ運んだ。打席前に球場のマイクで「ファースト・ピッチ、ファースト・スイング、ザッツ・イット!」と宣言した通りの一振りに、ドジャースタジアムは大歓声。しかし、続くジャッジの打席で牽制死となり、思わず苦笑いを浮かべた。
MLB公式のツインズ番パク・ドヒョン記者は「全米中継のテレビで全員に初球からスイングすると告げ、その通りにクレイトン・カーショーからヒットを打ってオールスター戦を始めた」と称え、セントルイスメディア「KMOV」のブレンデン・シャエファー記者は「カーショーに初球からスイングすると教えながらヒットを打つオオタニはレジェンドだ」と驚きを隠せない様子。MLB公式のエンゼルス番レット・ボリンジャー記者は「オオタニは英語で初球から振ると言った。彼は有言実行の男だ」と最大級の賛辞を送った。
(Full-Count編集部)