ヤクルト主砲・村上がバットで高津監督の復帰戦に花添える 巨人は50敗で借金ターン
ヤクルトの主砲村上が確信“バット投げ”で試合を決定づける豪快3ラン
■ヤクルト 8ー2 巨人(20日・神宮)
ヤクルトは20日、神宮球場で巨人と対戦し、8-2で勝利。新型コロナ感染から復帰した高津臣吾監督に白星を届けた。先発の高橋奎二投手が6回途中で緊急降板するも、救援陣が奮投。7回には主砲の村上宗隆内野手が試合を決める32号3ランを放つなど快勝した。
先発の高橋は3回までに7つの三振を奪うなど上々のピッチング。4回に2点を失ったが、村上に右翼適時打が飛び出すなど打線が援護した。高橋は6回先頭のウォーカーのところで足に違和感を訴え、6回途中2失点で降板したが、その後を木澤、久保、星、市川とリリーフ陣が無失点継投を見せた。
巨人は先発のメルセデスは5回2失点。2番手の鍬原もピリッとせずに2点を勝ち越されると、3番手には新外国人左腕のクロールがマウンドへ。しかし、7回2死一、二塁から村上に右中間席中段へ運ばれる3ランを浴び、点差を5に広げられた。メジャー通算243登板の左腕は制球が定まらず。日本を代表するスラッガーに洗礼を浴びた。
指揮官不在の間は1勝5敗と苦しんだヤクルトだったが、これからまた勢いが増していきそうだ。一方、巨人は4カード連続の負け越しとなり、50敗目。今季ワーストの借金5となり、前半戦の負け越しターンが決まった。
(Full-Count編集部)