燕・石川の長男、東海大高輪台・石川大耀が2試合連続勝利 チームは16強進出

東海大高輪台・石川大耀【写真提供:東海大高輪台硬式野球部】
東海大高輪台・石川大耀【写真提供:東海大高輪台硬式野球部】

初戦は93球完封で“マダックス”を達成、父譲りの緩急自在の投球

 第104回全国高校野球選手権東東京大会が21日、大田スタジアムなどで4回戦が行われ、東海大高輪台が淑徳に5-1で勝利。NPB現役最多の通算182勝を誇るヤクルト・石川雅規投手の長男・大耀(だいや)投手(3年)が、今大会2試合目の先発登板し、7回1失点の力投。完封した初戦の駿台学園戦に続き、2戦連続の勝利。チームの5回戦進出、16強入りを導いた。

 東海大高輪台は前日20日の3回戦で第5シードの郁文館を破り、4回戦を迎えた。勢いそのままに、打線は初回に先制、スクイズも絡め、合計11安打を浴びせるなど、効果的に得点。先発の石川を援護した。前回は93球、4安打の完封勝利を挙げた石川は初回に失点したものの、父譲りの緩急自在の投球で2回以降は粘りの投球を見せた。8回以降はこちらも好投手の右腕、背番号20の宮路空夢投手(3年)が締めた。投打がガッチリと噛み合った勝利となった。

(Full-Count編集部)

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