大谷翔平、7回痛恨6失点は「気の毒」 エ軍“無援護”に米メディアも嘆き「またこの状況」

ブレーブス戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ブレーブス戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

歴史的快投からの突然“大崩れ”はなぜ起きた?

■ブレーブス 8ー1 エンゼルス(日本時間23日・アトランタ)

 エンゼルスの大谷翔平投手の“急変”にメディア関係者から驚きの声が上がっている。22日(日本時間23日)にアトランタで行われたブレーブス戦で、大谷は6回まで無失点の好投。ところが7回に突然乱れ、自己ワーストの6失点を喫した。

 まるで別人かと思えるほどのひょう変だった。大谷は6回まで被安打わずか1本、11奪三振の快投を続けたものの、援護は皆無。自身も打席では3打数無安打に終わった。7回に先頭のスワンソンに四球を与え、オルソンに2ランを浴びるとまるで力尽きたかのように痛打を浴びた。

 米メディア関係者には突然の乱調は、打線の援護が足りなかったためだとする声が多い「ニューヨーク・タイムズ」や地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」に寄稿するノエル・マレー氏は「6回まで無敵に思えたオオタニのことを気の毒に思う。もっと良い運命になっていいのに」と自身のツイッターで運のなさを嘆いた。

 またブレーブスの地元ジョージア州のメディア「WRBL News 3 Sports」レックス・カスティーヨ氏も「またこの状況だ。オオタニは基本的に天下一品の腕前を披露している。人々がビデオゲームで『できたらいいのに』と願うことをやってのけている。そして、エンゼルスが負けている」とツイートしている。

 また、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番記者サム・ブラム氏は「今日の6回までの投球は、打者を圧倒したという点ではMLBでの彼の登板の中で屈指の内容だった。しかし7回に、6点を許し1つのアウトだけを記録した」と歴史的快投からのひょう変を淡々とつづった。

(Full-Count編集部)

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