昨季“ブロンコ”覇者・佐賀ビクトリーが快勝！　ポニー全国大会16強決定　24日の結果

創部2年目の市川南は関東連盟春季大会の反省生かし、接戦制す

　日本ポニーベースボール協会が主催する「マルハンインビテーション大倉カップ 第48回全日本選手権大会」の2回戦が24日、東京・江戸川区球場などで行われた。昨季中学1年生を対象にしたブロンコ大会を制したポニー佐賀ビクトリーや“沖縄対決”を制した宜野湾ポニーズなどがベスト16入りを決めた。

　江戸川区球場で2回戦を行った佐賀は飯能ポニーに10-1で快勝した。初回無死二、三塁で國武球磨くんの右前打で2点を先制。さらに、1死三塁とすると5番・峰松紘大くんの中前打で初回に3点を奪った。さらに2回にも3点をあげると、投げては先発・武富樹くんが41球で4回を無失点に抑えた。「あすも投げられるように調整していた中で、4回まで投げられたのは良かった」と納得の表情だった。

　創部2年目のポニー市川南マリーンズも堂々のプレーでベスト16に進出。小平ポニーズとの2回戦で、1点を追う5回1死一、二塁で3番・伊藤健太くんが中前適時打を放ち同点に追いついた。さらに2死満塁とし、高城篤希くんの押し出し死球で勝ち越しに成功。その1点を守り抜いた。

　市川南は3月に行われた「第46回関東連盟春季大会」で墨田ポニーを相手に、2点リードで迎えた最終7回に3点を奪われ逆転サヨナラ負けを食らっていた。今大会は最終回に1人走者を出すも落ち着いて無得点で抑えた。「選手もあの試合の悔しさを忘れなかったんでしょうね。成長を感じました」と山本芳洋監督も褒めたたえた。

　他会場では宜野湾ポニーズが沖縄ダイヤモンドとの“沖縄対決”で最終7回に逆転し5-4で勝利した。昨季王者の江東ライオンズなどもベスト16にコマを進めている。

　24日の大会結果は以下の通り。

【マルハンインビテーション大倉カップ 第48回全日本選手権大会】
〇2回戦
佐賀ビクトリー 10-1 飯能P
博多南シャークス 18-0 福岡スーパースターズ
市川南M 2-1 小平P
千葉J 4-2 北斗ポニー
宜野湾ポニーズ 5-4 沖縄ダイヤモンド
埼北W 7-5 墨田P
筑後リバース 12-0 市原中央P
江東T 11-1 立川ポニー
湘南ポニー 9-2 市原P
愛知木曽川BBC 8-0 久留米ボーイズ
江東L 11-1 香取BPポニー
北千葉P 10-4 横浜旭峰ポニー
糸島イーグルス 5-3 館林慶友ポニー
奈良FODポニー 2-1 京都ポニー球団
三潴ファイターズ 6-1 江東P
清瀬P 1-0 将門P

〇交流戦
久留米ペトリオッズ 6-0 東東京P
沖縄中央ポニー 10-6 横浜港北ポニー
太田翔洋ポニー 14-3 SKポニー
さいたまP 11-8 埼北WJr
羽田Aポニー 13-3 新東京・東葛中央ポニー
香川MBポニー 9-7 愛知稲沢P
仙台ポニー 3-2 羽田アローズ
福岡ドラゴンズ 9-2 秋田NBAポニー
立花ドリームズ 15-6 大牟田ビクトリー
嘉麻ボーイズ 10-0 仙台中央ポニーBBC
つくばJWポニー 2-1 ポニー千葉M
佐賀ネオビクトリー 11-9 宇都宮ポニー
松戸市川ポニー 10-0 宇都宮ブレッツ
兵庫神戸ポニー 17-6 鹿沼P
墨田F 13-3 つくば中央横浜みなとみらいポニー
栃木ポニー 6-5 三鷹ポニーBC
栃木ポニー 5-4 墨田F
鹿沼新潟栃木南房州ポニー 19-2 清瀬埼京P

【マルハンインビテーション大倉カップ第46回全日本選手権ポニーブロンコ大会】
〇2回戦
SKポニーJr 7-4 東東京ポニーJr
北千葉ポニーJr 6-5 小平PJr
房州江戸川ポニー 10-0 三鷹杉並中野ポニー
長崎ポニーベースボールクラブ 4-2 つくばJWJr栃木南ポニー
埼北PJr 8-0 立川ポニー
香取PポニーJr 13-12 清瀬多摩P
将門武士 1-0 湘南ポニー
市原PJr 8-7 太田翔洋ポニー

〇交流戦
市川南M 8-2 横浜港北みなとみらいポニー
山形DAZUポニー 5-1 市川南M
山形DAZUポニー 13-1 横浜港北みなとみらいポニー
江東新砂ポニー 13-3 つくば中央Gポニー
江東新砂ポニー 12-2 佐賀ビクトリー
佐賀ビクトリー 27-0 つくば中央Gポニー
羽田Aポニーブロンコ 16-3 館林慶友ポニー
羽田Aポニーブロンコ 11-1 市原中央PJr
館林慶友ポニー 6-3 市原中央PJr
埼北P 5-2 鹿沼福島ポニー
鹿沼福島ポニー 8-5 つくば中央Nポニー
埼北P 11-7 つくば中央Nポニー

（Full-Count編集部）