大谷翔平、トレードの可能性は「ゼロ」 米敏腕記者が読むFA巨額資金&移籍先候補4球団

エンゼルス・大谷翔平(右)【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平(右)【写真:Getty Images】

USAトゥデイ紙のナイチンゲール記者「ショウヘイの価値がとてつもない」

 エンゼルスに大谷翔平投手をトレード放出する考えがないとMLBネットワークのジョン・モロシ記者が伝えた。複数のメジャー球団が移籍交渉を持ちかけているが、「8月2日のトレード期限までにスーパースターを移籍させる計画はない」という。では、他の米敏腕記者はどう見ているのか。米USAトゥデイ紙のボブ・ナイチンゲール記者は大谷が電撃移籍する可能性について、「NOですね。ゼロチャンス」と断言した。

 主力選手を放出して多くの若手有望株を得る――。若手が育たずマイナーはタレント不足。低迷が続くエンゼルスにとって考えられないことでもない。だが、二刀流・大谷に関しては別だ。

「理由はショウヘイの価値がとてつもないからです。トラウトをトレードすることは現実にならないと思いますが、考えられることです。ショウヘイは球団にとって、あまりにも価値がありすぎる。球団にもたらす収益が度を超えている。到底実現するとは思えません」

 ではエンゼルスは大谷との再契約に動くのか。大谷との契約延長にはメッツ・シャーザーの史上最高年俸4333万ドル(約59億円)を超える巨額資金が必要だ。すでにチームにはトラウト、レンドンとの大型契約がある。仮に大谷と再契約を結んだ場合は3人だけで総年俸規定額(約320億円)の半分を占めることになるが、それでもエンゼルスは再契約を目指すとナイチンゲール記者は見ている。

「ショウヘイの価値は誰にも分かりません。3億ドルなのか、4億ドルなのか、それとも5億ドルなのか。エンゼルスは再契約するために、出来ることは全てやると思います」

もしFA市場に出れば「最低でも3億ドルとなる」

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