大谷翔平、トレードの可能性は「ゼロ」 米敏腕記者が読むFA巨額資金&移籍先候補4球団

もしFA市場に出れば「最低でも3億ドルとなる」

 もしFA市場に出れば……。ナイチンゲール記者は「ショウヘイはチームに大金を生み出すので、最大10球団くらいは獲得に動くかもしれません。ニューヨークの2チームやシカゴのチーム(カブス)だったり、サンディエゴですかね」と獲得へ名乗りをあげそうな球団をピックアップ。注目される次回契約については、30秒ほど考えた上で、こう予想を立てた。

「6年3億ドル(約408億円)くらいだと私は考えます。彼の価値は本当にすごいですし、投打それぞれでおそらく3億ドルの価値がある選手です。だからといって6億ドルを払うことにはならないでしょう。フランチャイズに大金をもたらす選手ですし、本当に価値がある選手です。だから最低でも3億ドルとなると思っています」

 年平均なら5000万ドル(約68億円)はもちろんMLB史上最高年俸となる。これまで前例のない二刀流選手の契約交渉。米敏腕記者も、その行方に大きく注目していることは間違いない。

○著者プロフィール
小谷真弥(こたに・まさや)1983年、大阪・大阪狭山市生まれ。埼玉・東松山市育ち。明大明治高、明大野球部を経て2006年報知新聞社に入社。地方部(富山・石川)を経て2009年に運動第一部(野球部)へ異動。2009年ロッテ、2010、11年横浜、2012年から巨人、2015年から日本ハム、2017年からメジャー担当。2019年2月からFull-Count編集部に所属。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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