ポニー夏の全国大会の決勝カードが決定! 3連覇狙う江東が宜野湾と対戦、26日の試合結果

決勝進出に貢献した宜野湾ポニーズ・東濱成和くん【写真:加治屋友輝】
決勝進出に貢献した宜野湾ポニーズ・東濱成和くん【写真:加治屋友輝】

中学1年生の「ブロンコ大会」は埼北と香取の“関東対決”

 日本ポニーベースボール協会が主催する「マルハンインビテーション大倉カップ 第48回全日本選手権大会」、中学1年生が出場する「同 第46回全日本選手権ポニーブロンコ大会」が26日、準々決勝、準決勝が行われた。全日本選手権大会の決勝は宜野湾ポニーズが3連覇を狙うポニー江東ライオンズと対戦する。

 千葉・ゼットエーボールパークでは、宜野湾が準決勝で湘南ポニーと対戦。先発した2年生右腕・東濱成和くんが投げては5回無失点、打っては先制打含む2安打の活躍で、10-0の6回コールド勝ちを収めた。試合後「先輩たちと一緒に日本一を目指してきたので、素直に嬉しいです。明日(決勝)打者で貢献したい」と喜んだ。

 エースの仲嶺稀世くんは翌日の決勝を見据えこの日の登板はなし。3月に沖縄で行われた「日本旅行カップ 第6回全日本選抜中学硬式野球大会」では、悪天候が続き試合日程を消化できなかった。そのため、通常のトーナメントは行われず、参加した全てのチームが2試合を行うリーグ戦方式に変更。日本一が決まらなかった。

 仲嶺くんは「(トーナメントが行われず)悔しいですけど、夏日本一になれるように頑張ります」と誓っていた。目標まであと1勝。東京・江戸川区球場では2連覇中の江東が勝ち上がったが、「打たれてもいい、という気持ちで思い切り投げ込みたい」と意気込んだ。

 ブロンコ大会は、埼北ポニーペガサスジュニアと香取ピグレッツポニーJrの“関東対決”になった。決勝進出を決めた埼北の幸田康彦監督は「まさかここまで進んでくれるとは思っていなかった」と驚きの表情。あと1勝で頂点だが「1年生なのでのびのびやってくれれば」と願った。

 27日は、全日本選手権大会決勝、ブロンコ大会決勝のほか、今年から始まった女子の部の3試合が東京・江戸川区球場で予定されている。

 26日の試合結果一覧は以下の通り。

【マルハンインビテーション大倉カップ 第48回全日本選手権大会】
〇準々決勝
江東L 7-5 愛知木曽川BBC
筑後リバース 5-1 糸島イーグルス
湘南ポニー 5-2 三潴ファイターズ
宜野湾ポニーズ 6-1 埼北W
〇準決勝
宜野湾ポニーズ 10-0 湘南ポニー
江東L 7-4 筑後リバース

〇交流戦
佐賀ネオビクトリー 4-1 北斗ポニー
兵庫神戸ポニー 7-2 立花ドリームズ
松戸市川ポニー 10-4 沖縄中央ポニー
福岡ドラゴンズ 7-7 太田翔洋ポニー
SKポニー 7-0 東東京P
大牟田ビクトリー 11-1 横浜港北ポニー

(悪天候により中止)
墨田F – 宇都宮ポニー
栃木ポニー – 福岡スーパースターズ
江東P- 沖縄ダイヤモンド
横浜旭峰ポニー – 久留米ペトリオッズ
羽田Aポニー – 墨田P
ポニー千葉M- 新東京・東葛中央ポニー

【マルハンインビテーション大倉カップ 第46回全日本選手権ポニーブロンコ大会】
〇準決勝
埼北PJr 6-5 長崎ポニーベースボールクラブ
香取PポニーJr 2-1 SKポニーJr

(Full-Count編集部)

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