大谷翔平の“電撃移籍”はやはりある? GM歴任の専門家が「吉兆」と挙げた球団
ジム・ボウデン氏寄稿、エ軍との再契約の「可能性は高くない」
エンゼルス・大谷翔平投手の去就について、過去にレッズとナショナルズでGMを務めたジム・ボウデン氏が8月2日(日本時間3日)のトレード期限までにメッツへ移籍する可能性について伝えた。現在は米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でアナリストなどを務めるボウデン氏は同メディアに寄稿。エンゼルスのペリー・ミナシアンGMは大谷放出に否定的発言をしたものの「オファーの内容がとてつもないものであればトレードしないことを意味しているわけではない」と指摘。メッツ傘下マイナーに有望選手が揃っているとし「大型トレードを行うには吉兆である」と主張している。
エンゼルスのミナシアンGMは7月12日(同13日)にマイク・トラウト外野手と大谷を中心にチーム編成していく考えを明かしたが、ボウデン氏によると、問い合わせを受けた球団からのオファーは検討しているという。「オファーの内容がとてつもないものであればトレードしないことを意味しているわけではない」と強調し、メッツのチーム事情に言及。先日、ダニエル・ボーゲルバック内野手をパイレーツから獲得したが、さらに補強を目指しているとしている。
ボウデン氏によれば、メッツは大谷のトレードをエンゼルスに持ちかけた球団の1つだという。ビリー・エプラーGMは大谷のエンゼルス入団時のGMであり「マイナー組織は粒ぞろいで、トレード期限を迎え大型トレードを行うには吉兆である」と主張している。
また、「今回のトレード期限より前に、エンゼルスがオオタニをトレードするとは私は思わない」としながらも、4-5人のエリートレベル、もしくは“良質な有望株・若手”を差し出すのであれば、ミナシアンGMやアート・モレノオーナーは大谷のトレードを「検討するかもしれない」と述べている。さらに2023年シーズン終了後にFAになることを踏まえ「エンゼルスと再契約する可能性は高くないだろう」と推測している。
ボウデン氏の記事の要旨を「ジ・アスレチック」が公式ツイッターで伝えると、ファンは反応。「私はそれでも構わない」「なんてことだ」「メッツはうまくフィットするかもね。彼らならオオタニに休みを余分に与えても構わないだろう」「エプラーはオオタニをエンゼルスと契約させた。彼ならオオタニをメッツと契約させられる」「メッツさん、大谷さんに注目中……」とコメントを寄せている。
(Full-Count編集部)