大谷翔平の人間性に「感銘を受ける」 指揮官絶賛、放出の噂にも「気を逸らされない」
大谷は「『ここを良くしないといけない』といったことを口にしてくれる」
エンゼルスのフィル・ネビン監督代行がMLBネットワークのラジオ番組インタビューに答え、大谷翔平投手について言及。トレードの噂が絶えない二刀流について「そういったことに気を逸らされることはない。フィールドに立てば、毎日チームが勝つための役に立ってくれる」と絶賛した。
51歳のネビン氏はメジャーで12年1217試合に出場。引退後はマイナーで長く指導者を歴任、昨年までは4年間はヤンキースの三塁コーチを務め、今季エンゼルスの三塁コーチに就任した。ジョー・マドン監督の解任に伴い、6月7日(日本時間8日)から監督代行を務める。「彼は私がこれまで一緒にやってきた選手の中で最も集中した準備のできた選手だ。選手時代、コーチ時代、監督時代を通してもだ。本当にあんなのは見たことがない。それこそ彼があれだけ優れている理由だ。マウンドで圧倒し、打席でも素晴らしい理由だ。試合中の集中力、彼がしていることは本当にアメージングだ」と大谷について賛辞の言葉を並べた。
さらに、トレードの噂が絶えない中でもペースを崩すことなく試合に臨む精神力も称える。「そういったことに気を逸らされることはない。彼がフィールドに立てば、毎日勝つための役に立ってくれる。本当に勝つことに集中している。彼は『もっとここを良くしないといけないと思う』といったことを口にしてくれる。一緒にいて本当に感銘を受ける人間だ」と野球に対する姿勢に舌を巻いていた。
(Full-Count編集部)