帝京が準決勝で敗退 二松学舎大付に敗れ11年ぶり13度目の甲子園の夢消える

帝京・金田優哉監督【写真:宮脇広久】
帝京・金田優哉監督【写真:宮脇広久】

決勝は連覇狙う二松学舎大付と46年ぶり制覇目指す日体大荏原が激突

 第104回全国高校野球選手権の東東京大会は28日、神宮球場で準決勝2試合が行われ、第2試合では帝京が4-7で二松学舎大付に敗れ、2011年以来11年ぶりの夏の甲子園出場はならなかった。第1試合は日体大荏原が6-1で城東を破った。30日の決勝戦は2年連続5度目の優勝を狙う二松学舎大付と、46年ぶり2度目の大会制覇を目指す目指す日体大荏原が激突する。

 帝京は春夏合わせて3度の全国制覇を誇った前田三夫前監督(現名誉監督)が在任50年を節目に昨夏限りで退任。コーチから昇格した金田優哉監督がチームを率いて臨んだ初めての夏は、ベスト4で涙を飲んだ。

 帝京は最速145キロ右腕の高橋蒼人投手(2年)が先発したが、初回に相手の4番・片井海斗内野手(1年)の適時内野安打、自身の暴投で2点を先行された。3回には片野に左翼席へソロ本塁打を許した。

 金田監督は、高橋蒼から佐久間光正投手(3年)、さらに西崎桔平投手(1年)へと継投したが、5回に3点を失った。6回に3点をあげるなど粘ったものの及ばなかった。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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