強烈168キロ打球がモロ顔面直撃 悲鳴こだました恐怖の瞬間は「見るのがつらい」
球場騒然…モロ直撃の左腕「なにが起こったのか分からなかった」
■マーリンズ 7ー6 レッズ(日本時間29日・シンシナティ)
マーリンズのダニエル・カスタノ投手が28日(日本時間29日)、敵地でのレッズ戦で、あわや大惨事の恐怖に見舞われた。いきなり初回に打球速度約168キロの痛烈なライナーが顔面にモロに直撃。場内が騒然とした瞬間に、ファンは「これは見るのがつらい」「残忍だ」と目を覆った。
初回1死一、二塁で、レッズのドノバン・ソラーノが放った104.3マイル(約167.9キロ)の打球は、一直線にカスタノの頭部に向かった。避けられずその場でうずくまった左腕。打球は大きく跳ね、三塁手がキャッチしてアウトになった。
米老舗メディア「スポーティング・ニュース」によると、カスタノは「一瞬真っ暗になった。気付いたらみんなが周りに集まっていた。最初に聞いたのは『アウト取れた?』だった。試合に残って戦いたかったが、なにが起こったのか分からなかった」と恐怖を回顧。球団は額の打撲傷と軽い脳震盪と発表した。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」では、その場面を公式ツイッターで紹介。無事だったことは何よりで、ファンからは「恐ろしいプレー」「鉄でできているのか、どうやったらこれの後に歩けるんだ」「大丈夫そうでよかった」などとコメントが寄せられていた。