大谷翔平、初回満塁ピンチで3者連続三振 気迫の13球に雄叫びガッツ、本拠地喝采
本拠地・レンジャーズ戦に「1番・投手兼DH」で投打同時出場
■エンゼルス ー レンジャーズ(日本時間29日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地・レンジャーズ戦に「1番・投手兼DH」で投打同時出場した。初回に満塁のピンチを招きながらも無失点に抑えた。フォーシームの最速は99.6マイル(約160.3キロ)。
初回、天敵・ハイムの左前打など3連打で無死満塁のピンチを招いた。ここで踏ん張った。ロウ、ガルシア、タベラスに徹底したスライダー攻め。13球で3者連続空振り三振に仕留めた。雄叫びを上げてガッツポーズを作った。
勝てば両リーグでは1918年ベーブ・ルース(当時レッドソックス)以来104年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打に到達する。前回22日(同23日)の敵地・ブレーブス戦では6回1/3を6安打6失点で5敗目。メジャー自己最速101.2マイル(約162.9キロ)で11三振を奪い、野茂英雄を抜いて日本人投手最長となる5試合連続2桁奪三振とした。チームは2連勝中。再び波に乗っていきたいところだ。