大谷翔平、6試合連続2桁奪三振 日本人最長更新、9度目2桁奪三振は両リーグ最多
初回から奪三振ショーを展開、エンゼルスの球団歴代2位に
■エンゼルス ー レンジャーズ(日本時間29日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地・レンジャーズ戦で日本人投手最長を更新する6試合連続2桁奪三振をマークした。「1番・投手兼DH」で投打同時出場すると、6回無死一塁でガルシアからこの日10個目の三振を奪った。メジャー最多5714奪三振のノーラン・ライアンが1972年から73年にかけて作った記録に並び、球団で歴代2位となった。
この日も大谷は奪三振ショーを演じた。初回に無死満塁とされるも、そこから3者連続空振り三振でピンチを脱出。2回は2奪三振、4回にはアウト3つ全てを三振で奪い、5回まで9奪三振。2点ビハインドの6回もマウンドに上がると、ガルシアからこの日10個目の三振を奪い、2桁奪三振とした。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、今季9度目の2桁奪三振はメジャー最多となった。
この回、先頭に三塁打を浴びていた大谷だが、ガルシアに続くタベラスから11個目の三振を奪い、カルフーンを右飛に打ち取り、無死三塁のピンチを脱した。
大谷の奪三振数は6月22日(同23日)の本拠地・ロイヤルズ戦から13、11、10、12、11個。前回22日(同23日)の敵地・ブレーブス戦で5試合連続2桁奪三振に伸ばし、1995年の野茂英雄を抜いて日本人最長記録となっていた。
なお、球団記録は1977年にノーラン・ライアンが記録した7試合連続。メジャー記録は2019年ゲリット・コールの9試合連続となっている。この試合で勝てば、大谷は両リーグでは1918年ベーブ・ルース(当時レッドソックス)以来、104年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打に到達する。
(Full-Count編集部)