パドレスが大谷翔平の移籍先に“急浮上” 米敏腕記者「GMは大物を求めるのが好き」
NY紙は大谷へのオファーにエ軍が「初めて耳を傾けている」
エンゼルスは大谷翔平投手を放出するのか――。8月2日(日本時間3日)のトレード期限を目前に様々な憶測が飛び交う中、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者はパドレスが大谷について問い合わせたと伝えた。また、米紙「ニューヨーク・ポスト」はトレードのオファーにエンゼルスが耳を傾け始めたと報じている。
「ジ・アスレチック」に掲載されたローゼンタール氏の記事によると、情報筋の話として、パドレスが大谷とアスレチックスのフランキー・モンタス投手についてそれぞれの球団に問い合わせたという。記事ではルーキーのマッケンジー・ゴアが故障離脱、ショーン・マネイアが不安定な投球を続けていること、マネイアやジョー・マスグローブ、マイク・クレビンジャーが今オフにFAになる可能性があることなどから先発投手を必要としているのではないかと推測している。また、AJ・プレラーGMは「ビッグネーム(大物)を求めるのが好きである」とも伝えている。
「ニューヨーク・ポスト」紙は、やはり敏腕記者として知られるジョン・ヘイマン氏とジョエル・シャーマン氏の記事を掲載。エンゼルスが大谷のトレードに応じる可能性は「かなり低い」としながらも、他球団からのオファーに「おそらく初めて耳を傾けている」と伝えた。球団名は不明とした上で、問い合わせしそうなチームはナショナルズのフアン・ソト外野手の「獲得に乗り出している球団だろう」とし、レンジャーズ、ドジャース、カージナルス、マリナーズなどを挙げている。また、エンゼルスが見返りとして、球団上位4人の有望株選手を望んでいるという他球団幹部の話も伝えている。
(Full-Count編集部)