大谷翔平は「私をビビらせる」　敵将が打撃に最大級警戒「ポップフライでさえ危険」

レンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場する

■エンゼルス ー レンジャーズ（日本時間30日・アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手は29日（日本時間30日）、本拠地で行われるレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場する。前日は「投手・大谷」に土を付けたレンジャーズのクリス・ウッドワード監督だが「打者・大谷」について「私をビビらせる」と最大級の警戒を口にした。

　投打同時出場した28日（同29日）はバットでは4打数無安打に終わった大谷について、敵将は「投打同時出場しているときのほうが好きだね。いつもほどよくないから」とニヤリ。「彼が打席に立つのは好きじゃないよ。ポップフライでさえも危険だ」とその才能を絶賛した。

　昨年との違いについて聞かれると「それほどには……今年の始めの方はボール球によく手を出していたから少しアウトにしやすかったかもしれないが、それでも十分優れていた。昨年と比べるとそれほどではないかもしれないが、それでもびっくりさせられるよ。昨年との大きな違いは感じない。打席に立つたびに、彼は非常に大きな脅威だ」と、“MVPイヤー”と変わらない力を感じ取っているようだった。

（盆子原浩二 / Koji Bonkobara）