膝に手をつき愕然の投手は「目線泳いでる?」 一瞬で粉砕「悲鳴がスゴい」
3点を追う9回に左翼ポール際に確信弾「かっこよすぎて震えた」
■オリックス 9ー8 ロッテ(29日・ZOZOマリン)
オリックスの杉本裕太郎外野手が29日、確信の“後ろ歩き弾”で敵地を悲鳴に包んだ。ZOZOマリンスタジアムでのロッテ戦で、土壇場の9回に13号同点3ラン。粉砕されたロッテの守護神・益田が膝に手をつき、愕然としたアーチに、ファンも「打った瞬間の歓声と悲鳴がスゴい」「目線泳いでる?」などと注目した。
3点ビハインドの9回無死一、二塁で、ど真ん中にきたスライダーを打ち抜いた。左翼ポール際に飛んだ打球に、杉本は確信。一塁へ後ろ歩きしながら行方を見届けると、バットを落とすように投げて颯爽と走り出した。痛恨の益田はうつろな表情を浮かべた。
試合は延長12回の末にロッテのミスに乗じて勝利。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルが注目して紹介すると、ファンからは「バット投げカッコ良すぎた」「かっこよすぎて震えた」「観客の悲鳴」「変則バット投げ」とコメントが寄せられた。