戦力外通告も受けた“苦労人”コンビ… 立場代わって「プロ初記録」を連発
道は違えど…鷹に同期入団の2人がうれしい「プロ初記録」
「Monday パ」では、一軍公式戦が行われないことの多い月曜日にもパ・リーグを楽しんでもらえるよう、パ・リーグの旬な情報を配信していく。8月第1月曜日の今日は“初記録”を特集。まずはソフトバンクに同期で入団した2人の苦労人に生まれた、待望の「プロ初記録」を振り返ります。(数字は7月31日終了現在)
ソフトバンクに2015年のドラフト4位で入団し、戦力外通告を受けてロッテに移籍した茶谷健太内野手が7月23日、「プロ初づくし」の大活躍を見せた。第1打席で初二塁打を放つと、第2打席では適時打で初打点をマーク。さらに第4打席では初三塁打も放ち、初の3安打猛打賞を記録した。現在は新型コロナウイルス感染で登録を抹消されているが、復帰後もさらなる活躍を期待したい。
また茶谷とはプロ同期入団、ドラフト5位で指名されたソフトバンクの黒瀬健太内野手は、新たな一歩を踏み出した。茶谷と同じく2018年オフに戦力外通告を受けた苦労人。その後は育成契約として研さんを積み、28日に支配下復帰を勝ち取った。30日に1軍初出場を果たすと、翌31日は「8番・一塁」でプロ初のスタメン出場。同点の無死満塁で回ってきた第1打席で犠飛を放ち、プロ初打点を記録した。