女子高校野球選手権は横浜隼人が初優勝 開志学園との延長10回タイブレークを制す

女子高校野球選手権は横浜隼人が初優勝(写真はイメージ)
女子高校野球選手権は横浜隼人が初優勝(写真はイメージ)

タイブレークの延長10回2死二、三塁から8番・水島が中前2点適時打を放ち勝ち越し

 第25回全国高校女子硬式野球選手権大会の決勝戦(7回制)が2日、阪神甲子園球場で行われ横浜隼人(神奈川)が延長10回、4-3で開志学園(新潟)を下し初優勝を飾った。

 先取点を奪ったのは横浜隼人。初回に2死三塁の好機を作ると4番・千見寺真央(3年)が中前適時打を放ち1点を奪った。だが、開志学園もすぐさま反撃に出る。その裏に2死二、三塁から5番・中谷日菜香(2年)が中前へ2点タイムリーを放ち逆転に成功した。

 その後は両チームとも無得点が続き、試合は開志学園のリードのまま7回へ。それでも、横浜隼人は7回2死二塁から加藤絢子(1年)が右前適時打を放ち同点に追いつき延長戦へ。2イニングでは決着が付かず10回からタイブレーク(無死一、二塁からスタート)に突入した。

 横浜隼人は2死二、三塁から8番・水島来望(3年)が中前2点適時打を放ち、勝ち越しに成功。その裏を2番手で登板した五十嵐千紘(3年)が抑え延長戦を制した。

 前回大会は初めて甲子園球場で決勝が行われ神戸弘陵(兵庫)が4-0で高知中央(高知)を破り、5年ぶり2度目の優勝を果たしていた。

(喜岡桜 / Sakura Kioka)

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