村上宗隆がプロ野球タイの4打席連続本塁打 史上14人目、25年ぶりの大記録
1997年に日本ハム・ウィルソンが記録して以来
■ヤクルト ー 中日(2日・神宮)
ヤクルトの村上宗隆内野手は2日、神宮球場で行われた中日戦に「4番・三塁」で先発。初回の第1打席で右越えの38号ソロを放ち、プロ野球記録に並ぶ4打席連続本塁打を記録した。史上14人目の大記録だ。
初回2死無走者、山田の本塁打で1点を先制した直後に打席に立った村上は、中日先発の柳がカウント2-1から真ん中に投げ込んできた109キロのカーブを捉えた。打球は右翼ポール際のスタンド上段へ達する特大弾。場内にはどよめきが巻き起こり、村上はゆっくりダイヤモンドを1周した。
村上は7月31日に甲子園で行われた阪神戦で、7回に左翼へ35号ソロ、9回に右翼へ36号ソロ、延長11回には再び左翼へ37号決勝2ランを放っていた。
NPBでの4打席連続本塁打は、1997年6月21日の近鉄戦でナイジェル・ウィルソン(日本ハム)が記録して以来25年ぶり。これまでセ・リーグでは7人、パ・リーグでは6人が記録している。ヤクルトの選手としては初めて。