非公開練習にもファンが…プロになった芸人・高岸宏行に期待される「いいお手本」
デビュー登板はいつ? 現場レベルでは「若手選手のお手本」に
決して盛況とは言えないBCリーグ。観客は数百人程度で、2桁にとどまる試合も少なくない。コロナ禍も追い打ちをかけ、客足が一向に伸びない中で、高岸の存在はたとえ一過性でも起爆剤になる可能性は十二分にある。8月に栃木のホームゲームは11試合予定されており、仕上がり具合を鑑みながらデビュー日を定めていく。
周囲が期待するのは、本格的な「野球芸人」がどこまで通用するかという“エンターテインメントショー”。ただ、現場レベルでは、別の存在価値も見いだしている。ロッテなどで通算96勝を挙げた成瀬善久兼任投手総合コーチは「野球のパフォーマンスも、メディアに対するパフォーマンスも、選手たちにはいいお手本が来たなと思っています。同じチームメートでもあり、ライバルでもある」と言う。
大学まで一線でプレーしていたとは言え、長いブランクがある三十路前での挑戦。俳優など活動の幅を広げる芸能界との両立はできるのか。全く結果が伴わなければ、やはり話題作りだったのかと冷ややかな目を向けられる可能性もある。
(小西亮 / Ryo Konishi)
