1番・楠本、8番・桑原で“天敵”森下攻略 DeNA三浦監督も会心「機能してくれた」

8番の桑原「打順どうこうで変える必要はない。自分らしい打席を」

 前半戦最後の12試合では2番だった桑原。8番となったが「あまりそこは意識していない」という。今季は3、4、5番以外の全ての打順を経験。「打順どうこうで変える必要はない。自分らしい打席を送って、役割を果たせたら」という通り、適時打は桑原らしく初球を積極的に捉えたものだった。

 1番の楠本も、初回の第1打席に初球を打って右前打。得点にはつながらなかったが勢いをもたらした。さらに4回にはバックスクリーン左へダメ押しの3号ソロ。「最高の結果になりよかったです」と頬を緩めた。

「楠本は久しぶりにスタメンでいきましたけど、1番の働きをしてくれました。桑原が(森下との対戦成績が)よくなかった部分もありましたが、打線を組み替えて機能してくれました」とうなずいた指揮官。9日ぶりの試合でも、新打線が集中力を持って森下攻略に成功した。

 この日から夏恒例の「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」シリーズを開催し、襟付きのイベントユニホームを着用した。「着こなし方はそれぞれ違うなと。このユニホームで初戦勝てたので」と笑顔の三浦監督。超斬新な戦闘服で、幸先のいいスタートとなった。

(町田利衣 / Rie Machida)

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