初日に大会屈指の左腕登場、第2日は好投手対決… 甲子園組み合わせ決定、注目対決は

日本文理の田中晴也(左)、近江・山田陽翔【写真:加治屋友輝、上野明洸】
日本文理の田中晴也(左)、近江・山田陽翔【写真:加治屋友輝、上野明洸】

春夏連覇目指す大阪桐蔭は旭川大、150キロ右腕擁する日本文理は海星と激突

 6日に開幕する第104回全国高校野球選手権(阪神甲子園球場)の組み合わせ抽選会が3日に行われ、3度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭は大会第5日(10日)の第1試合で旭川大(北北海道)と対戦することが決まった。ここでは初戦の注目カードや注目選手が登場する試合を紹介する。

 大会第1日(6日)の第3試合でプロ注目左腕の二刀流・森下瑠大投手を擁する京都国際は一関学院(岩手)と激突する。昨年は春夏連続出場で夏は4強進出も、今春の選抜大会はコロナ禍により出場辞退。1年ぶり大舞台でどんなプレーを見せるか。

 第2日(7日)の第4試合では今春の選抜準Vの近江(滋賀)が鳴門(徳島)と対戦。近江はエースで4番の主将・山田陽翔投手が健在、鳴門の左腕・冨田遼弥投手は選抜で大阪桐蔭相手に8回3失点と好投した。2人の投げ合いが注目される。

 第3日(8日)の第1試合では日本文理(新潟)の150キロ右腕・田中晴也投手が登場。19回目出場の海星(長崎)を相手にどんな投球を見せるか。第4試合で興南(沖縄)と対戦する市船橋(千葉)は強肩強打の片野優羽捕手のプレーが注目される。

 第6日(11日)の第2試合で佐久長聖(長野)と激突する高松商(香川)では両打ちスラッガー浅野翔吾外野手に注目が集まる。通算64本塁打で50メートル5秒9を誇り、高校に入って本格的に取り組み始めた左打席でも6本塁打を記録している。第3試合では昨夏の甲子園で活躍した変則左腕・吉村優聖歩投手を擁する明徳義塾(高知)と2年生スラッガー・佐倉侠史朗内野手ら強打を誇る九州国際大付(福岡)が対戦する。

 コロナ禍により第8日(13日)の第2試合に登場する九州学院(熊本)ではヤクルト・村上宗隆内野手の弟・慶太内野手が帝京五(愛媛)を相手にどんな打棒を見せるか。夏連覇を目指す智弁和歌山は第3試合で日大三島(静岡)と国学院栃木の勝者と対戦する。

(Full-Count編集部)

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