大谷翔平の先制23号からエ軍毎回HRも…地元番記者「でも8失点」「まだダブルスコア」

第1打席で23号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
第1打席で23号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷は米通算116HRでイチローに王手、35発ペース

■エンゼルス ー アスレチックス(日本時間5日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地・アスレチックス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、初回の第1打席で4試合ぶりとなる先制23号ソロを放った。メジャー通算116本塁打とし、日本人歴代2位のイチロー(117本塁打)に王手をかけた。

 らしい一発は初回1死。右腕ブラックバーンの外角フォーシームを左中間へ運んだ。4試合ぶりの一発は先制23号ソロだ。前夜に右腕の違和感で途中交代していた。その不安を払拭するには十分なアーチだった。

 2回にはスズキの3号ソロで加点。2点リードしたが、先発のジャンクが2巡目に入った3回に崩れた。ラウレアーノの2点二塁打で同点に追いつかれると、マーフィーの2点二塁打で勝ち越し点を献上。打者11人の猛攻で一挙6失点した。これが響いた。

 エンゼルスは3回にウォードの14号、4回には悩めるアデルの4号が飛び出したが、いずれもソロ本塁打。地元番記者たちも厳しかった。オレンジカウンティ・レジスター紙のジェフ・フレッチャー記者は「エンゼルスは4回まで毎回ソロ本塁打を放っている。でも8失点した」とツイートした。

 米メディア「ジ・アスレチック」のサム・ブラム記者も「エンゼルスは4回で4本塁打を放っているが、まだ4-8のダブルスコアだ」と指摘。地区最下位のアスレチックスに対しても、なかなか投打が噛み合わない状況が続いている。

(Full-Count編集部)

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