DeNA、史上初「襟付きユニ」が生まれた舞台裏 個性あふれる“選手の着こなし”にも注目

“襟立てスタイル”で先発した浜口「自然とそうなっていました」

 5月24日の試合後に正式発表されると、SNS上でトレンド入りするなど大反響。「話題になってもらえたというところでは成功というか……好意的に受け止めてもらっているのかなと思いました」と球団関係者もニンマリだった。

 実際に着用してプレーした選手たちはどう思ったのか。桑原は「いいと思います。時代を突っ走っていいんじゃないですか」と攻守で躍動。“襟立てスタイル”で先発マウンドに上がった浜口は「あれは自然とそうなっていました」と苦笑いだったが「格好いいデザインですね」と話す。大和は「中にアンダーシャツを着ているのでバランスを取ってボタンを2つ空けてみました」とこだわりを明かした。

 新たなユニホームで臨んだ広島戦は2勝負けなし(1試合は降雨ノーゲーム)と好スタート。三浦監督も「縁起のいいものにしたい」と“幸運ユニ”の予感を感じ取っている。

 これだけ話題を呼ぶと、早くも来年はどんなデザインになるのか気になってくる。球団関係者は「過去のユニホームは増えていくので、新しいことをしようとすると生みの苦しみは増えますよね」と言いつつ「例年、今までと同じことはしない。今年の話題性はありましたが、皆さんにワクワクしてもらえるユニホームはエンターテインメントとしてやっていこうと思っていますので、来年も期待してください」と自信をのぞかせた。ハマスタを彩る真夏の祭典には、見どころが詰まっている。

【実際の写真】胸元ざっくりのオースティンなど…襟付きユニを着こなす選手たち

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