大阪桐蔭、3度目の春夏連覇に向け初戦突破 旭川大に3点リードされるも終盤に一発攻勢

大阪桐蔭・西谷浩一監督【写真:中戸川知世】
大阪桐蔭・西谷浩一監督【写真:中戸川知世】

旭川大は3回に藤田の2ランが飛び出し、3点リードする展開も

 第104回全国高校野球選手権大会は10日、大会第5日目の第1試合で大阪桐蔭(大阪)が旭川大(北北海道)に6-3で勝利し、春夏連覇に向けスタートを切った。大阪桐蔭の西谷浩一監督は春夏通算62勝目となった。

 旭川大高は初回に先頭・近藤伶音外野手(3年)がセフティーバントで出塁。犠打と左前打などで1死満塁の好機を作ると5番・山保亮太外野手(3年)が中犠飛を放ち先取点を奪った。さらに、3回は無死一塁から藤田大輝内野手(3年)が右翼席へ2ランを放ちリードを3点に広げた。

 史上初、3度目の春夏連覇を狙う大阪桐蔭も黙っていない。3回に2死一、二塁から3番・松尾汐恩捕手(3年)の右前適時打とバッテリーミスで2点を返す。6回には5番・海老根優大外野手(3年)が左翼席へソロを放ち同点に追いついた。7回は先頭の1番・伊藤櫂人内野手(3年)が左中間へソロを放ち勝ち越し。さらに、3番・松尾、4番・丸山一喜内野手(3年)の連続適時打でこの回一挙3点を奪った。

 投げては背番号「1」の川原嗣貴投手(3年)が8回8安打3失点の粘投。9回は背番号「10」の別所孝亮投手(3年)が無得点で締めた。

 旭川大は3点を追う8回に無死二、三塁から6番・池田翔哉外野手(3年)が放った、一塁への強烈なライナーで二走が飛び出し併殺に終わるなど無得点。最終回も2死満塁の好機を作ったがあと1本が出なかった。

(Full-Count編集部)

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