悶絶の大谷翔平が「ものすごい痛みに襲われた」 敵地放送局心配も“1分後”に仰天
約164キロの痛烈打球が左足を直撃「着地する側の足です」
■アスレチックス ー エンゼルス(日本時間10日・オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地・アスレチックス戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場し、悶絶のアクシデントに襲われた。3回のマウンドで、左足に強烈な打球が左足に直撃。足を引きずってベンチに戻り、降板もあるかと思われたが、気合の続投。敵地放送局「NBCスポーツ・カリフォルニア」は不屈の姿に仰天した。
1点リードの3回2死一、三塁だった。打球速度101.8マイル(約163.8キロ)のピッチャー返しが左足に直撃。大谷は反射的に素早く打球処理して投ゴロとしたが、直後に苦悶の表情を浮かべた。左足を引きずってダグアウトへ。場内はどよめいたが、すぐさまファウルゾーンでダッシュをして状態を確認。4回のマウンドへ上がった。
同局の実況グレン・クイパー氏は「1分前に彼を見たら、続投するはずないと言っていたでしょうが、今はジョギングしていますよ」と半ば信じられない様子。解説のシューティ・バビット氏も「ものすごい痛みに襲われた表情をしていましたが」と心配。「着地する側の足です。あの痛みが残って、フォームにちょっと影響が出るかもしれせん」と語った。
大谷は4回も無失点。5回の第3打席には、痛みに耐えながら快足をとばして内野安打をマークした。104年ぶりの偉業に向け、投打での奮闘が続いている。
(Full-Count編集部)