大谷翔平、偉業近づいた“自ら援護弾”に敵地も総立ち 地元局絶叫「スッゴーイ!」
投げては6回無失点、7回先頭でリード広げる25号ソロ
■アスレチックス ー エンゼルス(日本時間10日・オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地でのアスレチックス戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場し、7回の第4打席で5試合ぶりの25号本塁打を放った。104年ぶりの偉業へ、自ら援護する強烈な一撃。エンゼルスの地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」も大絶叫で伝えた。
7回先頭で、救援左腕・セルマンから強烈なライナーを右翼方向に放った。投打同時出場した試合で本塁打を放つのは、6月9日(同10日)の本拠地・レッドソックス戦以来今季2本目で通算5本目。打球速度108.4マイル(約174.4キロ)、飛距離378フィート(約115.2キロ)、角度24度。メジャー通算118本塁打とし、イチローを抜いて日本人歴代2位に浮上した。
同局の実況パトリック・オニール氏は「25号でチームトップの本塁打数になりました! そして彼は先発投手です!」と驚き。解説のマーク・グビザ氏も「スッゴーイ! ショウヘイ! 彼はユニコーンだ! 人間じゃない!」と唸った。さらに興奮のあまり言葉に詰まりながら「アメージングだ! この(観客の)リアクションを見てください! ビジター球団なのに観客席はスタンディングオベーション!」と伝えた。
投げては6回無失点の好投。いよいよ、歴史の瞬間が現実になりそうだ。
(Full-Count編集部)