大谷翔平、104年ぶり偉業達成 次の目標は「ちゃんと寝て明日いい状態で」 一問一答
6回4安打無失点&ダメ押し25号ソロ、打球直撃も「なるべく多く投げられた」
■エンゼルス 5ー1 アスレチックス(日本時間10日・オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地・アスレチックス戦でメジャー初の10勝目を挙げた。「2番・投手兼DH」で投打同時出場し、6回5奪三振3四球、4安打無失点と好投。打っては7回にダメ押し25号ソロを放った。両リーグでは1918年ベーブ・ルース(当時レッドソックス)以来104年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打の偉業を達成した。
――メジャー通算118本塁打。イチローさんを超えた。
「タイプ的な違いはあると思いますけど、そういう選手に一部の記録でも超えられて光栄ですし、もっともっと打ちたいなと思います」
――10勝目を挙げた。
「いいピッチングをしていれば必ずチャンスはあるかなと思っていた。打線ではウォード選手がいい本塁打を打ちましたし、先制点をとって、いい流れでいけたので。こういう試合を多くできたらなと思います」
――打球直撃や自打球直撃があった。体は大丈夫か。
「ちょっとアクシデント多いですけど、なるべく出られる試合は出たいです。投げたり打ったり、なるべく多く出たいなと思います」
――試合中に左足の状態は悪化したか。
「試合中は集中していたので、そんなに気にはならなかったですけど。そうですね。時間がたった方が違和感がありますね」
――打球が当たった直後に交代が頭をよぎったか。
「そうですね。結構、まともに当たったので。しんどいかなと思いましたけど、なんとか集中して、なるべく多く投げられたかなと思います」
――自己最多シーズン157奪三振となった。
「まずは最後まで健康で終われるように。1日1日管理しながら、もっともっと三振を取れるようにやっていきたいと思います」
――交代の時は悔しそうだった。
「球数的にもう1イニングいければ、もちろん良かったですけど。点差も少し離れていたので。そこはコミュニケーションをとって、代わりました」