大谷翔平、104年ぶり偉業達成 次の目標は「ちゃんと寝て明日いい状態で」 一問一答
4度目の挑戦で10勝目「1番はなるべく健康で、いい状態で最後まで」
――今季は4度目の挑戦で10勝目を挙げた。
「追加点が良かったかなと思います。(ウォードの)3ランは大きかったと思うので。ああいうチャンスでしっかり打ってくれた打線が良かったかなと思います」
――2週続けて対戦する難しさは。
「打席に立つ自分からしたら、タイミングを知っている投手、どういう配球をする投手なのか分かっていた方が打席に入りやすい。それは相手も同じだと思う。特にやることは変わらないですけど、なるべく自分のリズムで投げられるように、と思っていた」
――2桁勝利&2桁本塁打は。
「投球に関してはイニングをしっかり投げて、あとはどう抑えるかが勝ちにつながる要素だと思うので。1試合1試合、集中して、もっともっと投げられたらなと思います」
――10勝に大きな違いを感じるか。
「もちろんいくか、いかないかは印象は大きく変わりますし、そこは違うかなと思います。もっともっと大事な数字というか、個人を評価する上で大事な数字はあると思うので。そこが上がってくれば、自ずと(勝ち星は)増えてくるのかなと思います」
――前回はスライダーが多かったが、スプリットが増えた。ゲームプランか、投げていく中で探ったか。
「どちらもですね。2週連続で当たる相手ですし、同地区のチームなので、そのあたりは配球を考えてやりたいと思います」
――10勝目の通過点。今後の目標は。
「1番はなるべく健康で、いい状態で最後まで投げ切ったり、試合に出ることが目標だと思うので。あまり先を見すぎても仕方ないですし、まずは明日、いい状態で臨めるようにちゃんと寝て、いい明日を迎えられるようにしたいと思います」
――ベーブ・ルースは正直ピンと来ないところもあるか。
「光栄なことだなと思いますけど、シーズン中とか自分の、今の数字がどういう印象なのか、あまり分からないものかなと思うので。終わった後に、どんなシーズンだったかを振り返ればと思います」
――100年間出てこなかった希少価値については。
「単純に2つやっている人がいなかっただけかなと思うので。それが当たり前になってくれば、もっと。もしかしたら普通の数字かもしれないですし。それは単純にやっている人が少ないということかなと思います」
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)