大谷翔平、3試合連続安打で打率.256 偉業から一夜明け左前打、エ軍は52日ぶり3連勝

左前打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
左前打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

延長12回シエラの適時二塁打が決勝打となった

■エンゼルス 5ー4 アスレチックス(日本時間11日・オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手が10日(日本時間11日)、敵地で行われたアスレチックス戦に「2番・指名打者」で出場。4打数1安打1四球で3試合連続安打、打率.256となった。チームは延長12回の激闘を5-4で制し、3連勝を飾った。

 大谷は初回の第1打席に外角球を左前に落として2試合連続安打とした。第2打席はフェンスギリギリの当たりも左飛に倒れた。第3、第4打席はスライダーに空振り三振を喫した。タイブレークの延長11回無死二塁で迎えた第5打席は申告敬遠だった。

 前日9日(同10日)は投打同時出場して、6回4安打無失点でメジャー初の10勝目を挙げ、打っては7回にダメ押しの25号ソロを放った。この一発でメジャー通算118本塁打となり、イチローを抜いて日本人歴代2位に浮上。さらに1918年ベーブ・ルース(当時レッドソックス)以来、104年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打の偉業も達成していた。

 この日は先発のトゥーサンが5回2安打無失点と好投。6回にレンヒーフォの7号3ランで先制したが、リードを守れず7回に同点に追いつかれて延長に突入した。延長12回にシエラが決勝の適時二塁打を放ち、6月18日(同19日)のダブルヘッダーから19日(同20日)以来、52日ぶりの3連勝となった。

(Full-Count編集部)

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