DeNA大田泰示が発熱し登録抹消 ムードメーカー失い三浦監督「早期回復願うしか」
代わりに“骨折”で抹消中だった関根を登録
DeNAの大田泰示外野手が11日、発熱のため「特例2022」で出場選手登録を抹消された。三浦大輔監督は「残念ですよ。残念ですけど、どれだけ気をつけていても世間にこれだけ(新型コロナウイルスが)蔓延しているわけですから、早期回復を願うしかない」と肩を落とした。
大田は9日、本拠地・横浜スタジアムで行われた阪神戦で9回に殊勲のサヨナラ打。翌10日の同カードでも、0-0で迎えた8回に2死から出塁して決勝点の口火となり、三浦監督から「ベンチに火をつけてくれた。何かを起こしてくれるんじゃないか――。大田泰示はそういう雰囲気を持っている」と絶賛されたばかりだ。2位に浮上したチームの原動力となっていた。
代わりに、関根大気外野手を出場選手登録。関根は今月6日の中日戦(バンテリンドーム)で死球を受け、名古屋市内の病院で右上腕骨骨折の診断を受けて抹消されたが、横浜のチームドクターの下で精密検査を行ったところ、骨挫傷と診断され、ファームでの調整を経て、試合出場に問題がないと確認されたという。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)